ダイヤモンドの品質を細かく審査し、その価値を決定する基準となる要素「4C」。
1:カラー(色:color)
2:カラット(重さ:carat)
3:クラリティ(透明度:clarity)
4:カット(プロポーション:cut)
それぞれの頭文字をとって、「4C」とよんでいます。
この「カット」グレードだけは、唯一人間がダイヤモンドに「輝き」を生み出します。
原石をカットすることによってダイヤモンドの美しさが引き出されるのです。
カットがよくなければ、どんなに良いクラリティ、カラーのダイヤモンドでも光を放つような
輝きをもつことはできません。
エンゲージリングを選ぶ際には、カットの良いものを選ぶことをおすすめ致します。
カットには、プロポーション、ポリッシュ、シンメトリーの3つの要素があります。
- プロポーション(比率)
ダイアモンドを形作る比率です。
- ポリッシュ
(研磨状態、カット面の輝き)
カット面の研磨状態の評価です。
- シンメトリー(対称性)
カット面の対称性の評価です。
カットは、プロポーション、ポリッシュ、シンメトリーの3つの要素で、総合的に5段階に評価されます。 最高グレードのExcellentには、さらに3つの評価段階があります。
3EX H&C(トリプルエクセレント)は、カットの総合評価、ポリッシュ、シンメトリーの全てが最高グレードと評価されたダイヤモンドです。
いのうえでは3EX H&C~Verygoodまでをエンゲージリングとしておすすめしております。
プロポーションには、ダイヤモンドが最も光を放つ正確な寸法、比率があります。
カットの良し悪しでダイヤモンドの輝きが大きく左右されるのはこのためです。
「ハート&キューピッド ダイヤモンド」。キューピットの放つ魔法の矢にあたったものは
恋心を抱くというローマ神話にたとえられ、婚約指輪では大変人気のあるダイヤモンドです。
「ハート&キューピッド ダイヤモンド」を専用のスコープで覗いてみると、右の写真のように
テーブル面(上部)からはキューピッドの8本の矢(アロー)、パビリオン側(下部)からは
8つのハートの模様が見え、それはカットプロポーション(カットの全体のバランス)と
シンメトリー(対称性)の極めて優れたダイヤモンドのみに見られるものです。
いのうえでは、すべての「ハート&キューピッド ダイヤモンド」には、
写真付きの鑑定書(要リンク)を全品無料でお付けしています。