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世界最大のダイヤモンド原石供給業者・De Beers(デビアス)

2017.10.16

ダイヤモンド ダイヤモンドとは? ダイヤモンドの産地

永遠に輝きを放つダイヤモンドは、全ての女性の憧れでありながら、
身近なものでもあります。

プロポーズに欠かせない婚約指輪エンゲージリング)や、結婚式の
指輪交換のセレモニーで手にする結婚指輪マリッジリング)に
あしらわれる宝石は、今や誰もがダイヤモンドをイメージする
のではないでしょうか?

ダイヤモンドの人気が揺るぎないものになった理由は、ダイヤモンドが
持つ普遍性や美しさだけでなく、世界最大のダイヤモンド原石供給業者である、
De Beers(デビアス)社の企業努力があったからでした。

テレビや雑誌でも頻繁に特集されるDe Beers(デビアス)社について
知ることは、ダイヤモンドへの知識を深め、価値を知る第一歩となり、
これからプロポーズや結婚式を控えている方にこそ知っていただきたい
情報です。

この記事ではDe Beers(デビアス)社や、ダイヤモンドの歴史・価値
などについてまとめています。

De Beers(デビアス)社とダイヤモンドの歴史

出典:https://www.debeersgroup.com

De Beers(デビアス)社は、南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ
本社を置く、ダイヤモンドの採石や加工、卸売を行っている、世界最大の
ダイヤモンド原石供給業者です。

その歴史は古く、1888年にイギリス人のセシル・ローズが、De Beers
Consolidated Mines(デビアス鉱山会社)を設立したことが始まりでした。
多くの鉱山を買収し、一時は全世界のダイヤモンド産額の9割以上を
独占していました。

新たな鉱山がいくつか発見される中で、いつしかその保有率は40%まで
落ち込みましたが、創立者セシル・ローズの死後、Consolidated Diamond
Mines of South West(CDM・コンソリデイテッド・ダイヤモンド
・マインズ社)の設立者である、ドイツ系のユダヤ人・オッペンハイマーが、
De Beers(デビアス)社に役員として入社し、のちに会長になることで、
ダイヤモンド業界に新たなルールが出来、それによってDe Beers(デビアス)社は
今もなお世界のダイヤモンド市場を牽引し続けています。

世界のダイヤモンドを席巻する驚愕の体制

De Beers(デビアス)社はまず、DPA(Diamond Producers Association
・ダイヤモンド生産者組合)を作り、生産調整を行わせました。

そして、DTC(Diamond Trading Co.・ダイヤモンド貿易会社)を設立し、
生産物の買い上げを行い、更にCSO(Central Selling Organisation
・中央販売機構)という機構で、ダイヤモンドを販売するという流れを作りました。

これにより、De Beers(デビアス)社は、自社で持つ鉱山からの採石だけでなく、
他の鉱山の原石も買い占め、ダイヤモンドの一大シンジケートとなり、
その名を世界に轟かせました。

ダイヤモンドの価値はDe Beers(デビアス)が決める

出典:https://www.debeersgroup.com

De Beers(デビアス)社は、特殊な販売方法によりダイヤモンドの価格や
供給量を調整しています。

その販売方法は、定期的に「サイト」と呼ばれる原石の販売会を開催し、
資金力のある宝石メーカーや小売店などの「サイトホルダー」と命名された
メンバーだけが「サイト」に参加できるというものでした。

購入方法は「オールオアナッシング」で、袋単位の原石をDe Beers
(デビアス)社が提示する金額で全て購入するか、全く購入しないかの
2択で、当初から今もスタイルは変わっていません。

サイトに参加できない人は、サイトホルダーからダイヤモンドを購入する形になります。
これにより、たくさんのダイヤモンドが採掘されても、その価値を落とすことなく、
ダイヤモンドのクオリティが保たれた要因とも言えます。

De Beers(デビアス)が持つ、史上最高の影響力

出典:https://www.debeersgroup.com

De Beers(デビアス)社が生み出した、「ダイヤモンドは永遠の
輝き(A Diamond is Forever)」
というフレーズは、世界的にも
有名で、「人類史上、最高の成功例」と称されており、映画007の
第4作目のタイトルにも「ダイヤモンドは永遠に(Diamonds
Are Forever)」というフレーズが使われるほど、ダイヤモンドの
価値を印象づけるものとなりました。

その他にも、「給料の3ヶ月分」「Sweet 10 Diamond
(スイートテンダイヤモンド)」
などのキャッチコピーも
De Beers(デビアス)社が発信したもので、今や誰もが
知っているフレーズとなっています。

大切な人にダイヤモンドを贈る習慣は、中世ヨーロッパから
続く文化でもありますが、日本にここまで定着させたのは、
De Beers(デビアス)社の影響力があったからこそと言えます。

もちろん流通量や価格、キャッチコピーなどだけでは無く、
De Beers(デビアス)社はダイヤモンドそのものの品質や、
カッティングなどにもこだわりを持っていることが、
世界最大規模にまで成長した理由の一つでもあります。

直近の日本国内の調査では、婚約指輪(エンゲージリング)の
平均金額は35.9万円、金額幅は10万円以下~60万円以上と
かなり広く、女性の意見では、金額は気にしないという方が
全体の約60%、もらったら嬉しいという方はほぼ100%でした。

給料の3ヶ月分にこだわらず、心を込めてダイヤモンドリングを
贈ることが、愛情表現の一つであると女性は感じているようです。

関連用語

デ・ビアス(D.A.and J.N.)

デ・ビアス兄弟と呼ばれますが、この兄弟は南アフリカ共和国のブルフォンテインに近いフォーロイトジヒト農場を50ポンドで買い取っていましたが、1871年5月にここでダイヤモンドが発見された後に6,300ポンドで売却しました。

この農場のパイプ鉱山は、デ・ビアス・ダイヤモンド鉱山となりましたが、1888年から1908年の閉山までの間に、約2,300万カラット、6億ポンド以上の価値のダイヤモンドを算出しました。

デ・ビアス兄弟の名前は、前記鉱山名からさらにデ・ビアス・グループの名としても残り、ダイヤモンドの歴史にその名を留めいています。

デ・ピアス鉱山群(De Beers Mines)

南アフリカ共和国のキンバリー地区にある5つのダイヤモンド・パイプ鉱山のグループの総称、すなわちキンバリー鉱山軍と同意語として用いられます。また、キンバリー地区のみならず、デ・ピアス・コンソリデーテッド・マインズ・リミテッド所有の全ての鉱山にも適用されます。

デ・ピアス・コンソリデーテッド・マインズ・リミテッド(De Beers Consolidated Mines, Ltd.)

この会社は、多数のダイヤモンド鉱山会社の支配権を持ち、また個々の生産者と売買契約をしている会社を多く傘下に収めているために、ダイヤモンド業にとっては極めて重要な機関です。

南アフリカ共和国における重要なパイプ鉱山、すなわちプレミア・ダイヤモンド鉱山、ヤガースフォンテイン・ダイヤモンド鉱山、ウェッセルトン・ダイヤモンド鉱山、ブルトフォンテイン・ダイヤモンド鉱山とデュトイスパン・ダイヤモンド鉱山を含んだ諸鉱山を所有あるいは支配しています。

デ・ビアス・ダイヤモンド(De Beers Diamond)

約234カラットのカット石で、このダイヤモンドは1888年に南アフリカ共和国のデ・ビアス・ダイヤモンド鉱山で発見された黄色みを帯びた428.5カラットの八面体原石からカットされました。

伝えられるところによれば、このダイヤモンドはインドの王子に売却されたとも。しかしそれ以上は何もわかっていません。

イアン・バルフォアは、1880年のビクトリ・ダイヤモンドと同じ石であることを強く主張しています。

デ・ビアス・ダイヤモンド鉱山(De Beers Diamond Mine)

南アフリカ共和国のキンバリー地区で、ブルトフォンテイン・ダイヤモンド鉱山とデュトイスパン・ダイヤモンド鉱山の両鉱山の北約12kmのデ・ビアス兄弟の所有になるフォーロイトジヒト農場で、1871年5月、ダイヤモンド原石が発見され、新しい鉱区として「デ・ビアス・ラッシュ」と呼ばれる採掘ラッシュを起こしました。

デ・ビアス兄弟はすでにその土地をポート・エリザベス会社に売却していましたが、そこの鉱山は兄弟の名を取って命名されました。

この鉱山名がその後にデ・ビアス鉱山会社の社名になったことはよく知られるとおりです。この鉱山は1908年まで操業しましたが、その後閉山されています。

デ・ビアス・ニュー・ラッシュ(De Beers New Rush)

1871年5月のデ・ビアス・ダイヤモンド鉱山の原石発見により起きたダイヤモンドの採掘ラッシュを「デ・ビアス・ラッシュ」といいますが、ついで同年7月のキンバリーダイヤモンド鉱山に起きた採掘ラッシュを「ニュー・ラッシュ」と呼んでいます。

デ・ビアス・プロスペクティング(サウス・アフリカ)・リミテッド(De Beers Prospecting(S.A.),Ltd.)

1955年、南アフリカ共和国におけるダイヤモンドを試掘するために組織された会社

デ・ビアス・ボツワナ・マイニング・カンパニーリミテッド(De Beers Botswana Mining Co.Ltd.)

ボツワナのオラパ・パイプの発見により、その採掘を目的として、1972年以降ボツワナ共和国とデ・ビアス社の共同出資により設立された会社。略称デブスワナ。

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